2025/10/6 EzRobot Oparatorβ版の新しいバージョン1.0.6.0をリリースいたしました。
アップデート内容は以下の通りです。
目次
新機能追加
空の簡易ログフォルダを自動で削除する設定を追加
設定内「ログ」内に EzOperator終了時に空の簡易ログフォルダを削除する チェックボックスを設置しました。
EzOperator終了時、簡易ログフォルダ内にファイルが存在しないフォルダを自動で削除します。不要な空フォルダを残さず、ログフォルダの整理を自動化できます。
選択ジョブの背景色機能を追加
機能ボタン横にジョブの背景色機能を追加しました。
複数ジョブを同時に選択して一括で色変更も可能です。
ジョブ一覧上の任意のジョブに色を設定することができ、重要なジョブやグループ分けを視覚的に把握しやすくなります。
仕様変更
ジョブ一覧上の複数選択対応
ジョブ一覧画面にて、CtrlキーまたはShftキーを押下した状態でジョブを選択することで複数選択が可能になりました。複数選択状態で以下操作が一括実行可能です。
■ 複数選択で実行可能な操作(右クリックメニュー)
・削除
・有効/無効 切替え
・ステータスの初期化
※複数ジョブが選択されている場合、追加・開始・ジョブのエクスポートは無効化され選択できないようになっています。
ジョブ一覧上の右クリックメニューの動作見直し
従来は、ジョブを選択していない状態で右クリックした場合、全てのメニュー項目が選択できるようになっており、操作によってはエラーを出力する仕様でしたが、誤操作や不要なエラー出力を防ぐ目的で以下の動作仕様を見直しています。
・ジョブ未選択状態で右クリックメニューを表示した場合
実行できない操作(削除、開始など)については無効化し選択不可に変更
・「全ジョブ」「無効」タブ以外を表示している場合
追加メニューを無効化し、選択不可に変更
機能改善
起動前のダイアログを最前面に表示されるよう修正
ライセンスの期限アナウンスや認証エラーなど、起動時にロゴ画面の後ろへ隠れてしまい分かりづらい状況でしたが、最前面へ表示されるよう修正しました。
不具合修正
ライセンス認証画面の終了操作時にエラーダイアログが表示されないよう修正
ライセンス認証画面で「終了」ボタンを押した際、「ライセンス認証に失敗しました。 」のエラーダイアログが表示さていましたが、内部的な誤判定でエラーが出力されていたためエラーが表示されないよう修正しました。
Operatorからロボットを起動する際のプロセス設定を修正
Operatorからロボットを実行する際の起動方法が一部の環境で内部的に制限されることがあり、特に繰り返し処理が多いロボットにおいて、Excel操作が途中で停止するなどの不具合がありました。
ロボットが画面操作可能な状態で正しく起動されるように起動方式を修正し、アクション数の多いロボット起動でも正常に終了できるよう修正しています。
bat ファイルが Operator 経由で実行できない不具合を修正
ファイル名に半角スペース / 全角スペース / 記号(例:①) を含む.batファイルを「実行ファイル」として指定した場合に、実行失敗になる不具合を修正しました。
ログ保持期間が3ヶ月未満に設定できない不具合を修正
「設定」→「ログ」内の「ログ保有期間」の設定にて、上下ボタンで保有期間を指定する場合、3ヶ月よりも小さな数へ変更できない不具合を修正しました。