2024/5/7 EzRobotの新しいバージョン1.8.7.0をリリースいたしました。
アップデート内容は以下の通りです。それぞれの詳しい内容はEzRobotマニュアルをご覧ください。
新機能動画もご用意しておりますのでこちら（EzRobotユーザーサイト）からご確認ください。
（※上記リンクはEzRobotご契約者の方のみ閲覧いただけます。）
目次
新機能
ゴミ箱へ移動
指定したファイル、またはフォルダをゴミ箱に移動するアクションです。
拡張機能の「ファイル削除」や「フォルダ削除」との違いは、対象のファイルがゴミ箱に移動されるか、完全削除されるかになります。
完全削除を行うとデータの復元が難しくなってしまいますが、新機能「ゴミ箱へ移動」のアクションをお使いいただくことで、大切なデータを誤って削除してしまうことを防ぐことができます。
実行条件付きグループ
変数と文字列、または変数と変数の比較で条件を指定し、グループ内のアクションを実行するかどうかの条件分岐を行うアクションです。
既存の画像・変数による条件分岐と異なり、条件を満たさない場合のアクションを追加することはできませんが、アクション一覧上の見た目がシンプルになり、可読性の向上が期待できます。
インボイス登録情報取得
登録番号を指定し、適格請求書発行事業者の公表情報を取得するアクションです。
問い合わせ結果の取得は、「氏名又は名称のみを取得し変数に格納」する方法と、「公表されているすべての情報を外部ファイルに出力」する方法から選択できます。
機能改善
変数に値を代入
変数に値を代入のアクションで更新できる変数の数が、1アクションで10個に増加しました。
設定画面の整理
上部メニュー「設定」の画面を、ひとつの画面にまとめました。
新しい設定画面ではカテゴリごとに分けられたタブ方式を採用しております。
また、各設定項目ごとに、マウスオーバーで補足説明が表示されるツールチップを設置しました。
ロボット実行ファイルをvbsファイルからbatファイルに変更
MicrosoftよりVBScriptを非推奨とすること、また、将来的に廃止するとの発表がありました。
これを受け、EzRobot上部メニュー「ファイル」＞「ロボットのショートカット作成」から作成されるロボットの実行ファイルも、vbsファイルからbatファイルに変更いたしました。
画像マッチングの対象画面不正時の挙動変更
上部メニュー「設定」＞「画像マッチング」の「画像マッチングを行う画面」の項目で、空文字または存在しないディスプレイが設定されていた場合、画像マッチング関連のアクションでエラーが発生しておりました。
本事象は外部ディスプレイが接続された状態で、接続された外部ディスプレイを「画像マッチングを行う画面」として指定し、その後、指定した外部ディスプレイの接続を解除した状態でロボットを実行した際に発生するものとなります。
今回のアップデートにより、対象画面の設定値が空文字または存在しないディスプレイに設定されている場合には「メインディスプレイ」を使用するように変更いたしました。
文言の変更とUI改善
EzRobot内で使用されている文言の一部を、一般的に使用されている平易な表現に変更しました。
また、一部UIの改善を行いました。
不具合修正
- 特定条件下で「Excel繰り返し」アクションの設定項目「セル」に設定された変数が正しく認識されない不具合を修正
- 特定条件下で発生するアクション一覧への追加操作ができなくなる不具合を修正
- 一覧表示モードで追加したアクションの設定値が既存の同一アクションの設定値とリンクする不具合を修正
