【拡張機能】 スクリプト実行(PowerShell)
機能概要
指定したPS1ファイル、もしくはフォーム内に記述したPowerShellを実行します。
EzRobot内の変数を”var_変数名”と指定できPowerShell側に受け渡し、PowerShell内で編集・操作を行う事が可能。変数はPowerShell実行完了後、EzRobot側に変数値が受け渡されます。
作業対象画面
項目説明
・「実行対象」
「ps1ファイル」を選択した場合は、項目「ファイルパス」で指定したps1ファイルが実行されます。「フォーム内の記述」を選択した場合は、項目「スクリプト」で記述したPowerShellの内容が実行されます。
・「ファイルパス」
実行するps1ファイルを指定します。
EzRobotの変数はps1ファイル内で”$var_変数名”と指定します。
・「スクリプト」
実行するPowerShellのスクリプトを記述します。
EzRobotの変数はスクリプト内で”$var_変数名”と指定します。
注意事項
- PowerShellの実行完了まで、EzRobotは次の処理にうつらない(同期実行)。
- PowerShellで発生したエラーは、基本機能「Try~Catch」でエラーハンドリングすることが可能。
使用例
- EzRobotの変数をPowerShellに受け渡し、PowerShell上で変数の値を加工します。
例)変数に初期値がNULLの”test”を登録し、「スクリプト」に以下を記述します。
$var_test = “テスト” |
実行後、NULLだった初期値が“テスト”に値が置き換わる。
- PowerShellから.Net Frameworkの機能を使用します。
PowerShellはスクリプト言語であると共に、 .Net Frameworkライブラリを使用できるという特徴があります。
以下は.netのMathクラス(https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/api/system.math?view=net-5.0)を使用した例
例)円周率を求める。変数に初期値がNULLの”test”を登録し、「スクリプト」に以下を記述します。
$var_test = [Math]::PI
実行後、NULLだった初期値に円周率が“テスト”に円周率(3.14159・・・)が格納されます。